自分探しの旅〜挑戦すれば何かが変わる〜 四ノ宮康介 高普46(平成8年卒業)
私は池新田高校時代にテニス部に所属していました。学生時代から体を動かすことが好きで、練習や試合を通じて日々の成長を実感する充実した時間を過ごしました。仲間たちと目標に向かって努力する経験は大きな財産となり、現在の私の原動力となっています。テニスを通じて培った精神力や忍耐は、その後の仕事や人生においても貴重な糧となりました。
高校を卒業後、私は地元の企業に就職しました。現在も会社員として勤務しており、仕事においても責任感と向上心を大切にしています。社会人としての生活は挑戦の連続ですが、試行錯誤を繰り返しながら取り組むことで、道が開けていく喜びを感じています。この地元で働くことで、地域とのつながりや絆を深めることができたことを嬉しく思います。
趣味としては、昔からスポーツを楽しんできました。特に20代の頃からボーリングやバドミントン、ダーツに熱中し、それぞれがもつ異なる魅力を堪能していました。スポーツを通じて心身をリフレッシュし、新しい人とのつながりを築くことができたのも大きな収穫です。スポーツはただ競技として楽しむだけでなく、自己成長や友人との交流、ひいては活力を生み出す源となり、人生にポジティブな刺激を与えてくれる存在です。
そんな私の人生の転機となったのが、42歳で劇団静岡県史に入団したことです。それまで演劇に触れる機会はほとんどありませんでしたが、この劇団との縁をきっかけに新しい挑戦が始まりました。俳優としてのデビュー作となったマシュー・ペリー役では、観客に感動を届けるという新しい使命を初めて感じました。この経験を通じて、自分が舞台上で表現することの喜びや責任を知り、演劇の奥深さに引き込まれていきました。
その後、徳川家康、二宮金次郎、岡田良一郎など地元の歴史に名を刻んだ偉人たちを演じる機会をいただきました。役柄を通じて地域の歴史や文化を学び、その魅力を舞台の上で観客に発信することは非常にやりがいがあります。偉人たちの生き様を自分の演技で表現することで、観客の心に語りかけられる喜びを感じています。演劇活動を通じ、地域の継承や文化の発展に少しでも貢献できていることが私の誇りです。
私の人生はスポーツから始まり、演劇を通じて新しい自分と出会うことができました。これからも自分自身を磨きながら、地元に根ざした活動を続け、多くの人々に感動を届けられる存在でありたいと思います
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勤務先 株式会社キャタラー
劇団静岡県史 劇団員